相続制度の根本的考え方

相続制度を定めた民法は、被相続人を中心に、妻・子・父母・兄弟姉妹など家族的共同生活を重視しています。

現代では核家族化が進み、親族間も疎遠になりつつありますので、少し違ってきている面はあるかもしれませんが、法律上は昔ながらの家族制度単位で考えます。

ですから、家族的共同生活を破壊しようとする者を許さないために、相続欠格や相続廃除の制度が設けられています。

被相続人や先順位の相続人を故意に死亡させたり、被相続人を虐待した者などの相続権を奪うのは、上記の考え方からは当然なのです。