自筆証書遺言は、相続開始後に信憑性がよく問題になります。
・本当に本人が書いたのか
・その時の意思は正常であったか
の2点が代表的です。
特に、最近では脳梗塞や認知症を患った方が書いた遺言書が多くなっていますので、離れて暮らしている親族などが疑いを持ちます。
上記の疾病は一時的に判断能力が低下しても、判断能力によっては遺言書を書けますので、なかなか周囲からはわかりにくいものです。
自筆証書遺言では第三者の意思が反映される恐れがありますし、偽造や変造の恐れもあります。
できれば公正証書遺言にしておきたいところです。