平成25年に相続税の法改正で、課税対象者が増えました。
そのためか、最近のご相談者は、相続税の課税を気にされている人が増えています。
法改正当時の報道などが印象に残っているため、生前贈与などで節税をしなければと考えているようです。
ですが、相続税の対象になるのは、数%程度です。多くても10%未満です。
ほとんどの方は、非課税です。
基本3千万と相続人×600万の範囲内がほとんどです。
また、基礎控除範囲外でも、配偶者が相続する場合などには、非課税枠の特例があります。
ただ、価値のある不動産をお持ちの方などは、それだけで課税対象になり得ます。
都市部に不動産をお持ちであれば、早めに対策が必要になるでしょう。
いずれにしても、早めの対策が肝心です。