同族内で事業承継を行う流れは、
①後継者候補の選定
②後継者候補の育成
③会社資産の承継
という流れになります。
①後継者候補の選定
子どもなど、同族内で承継させる場合には、早くから候補者を選定する必要があります。
古参の従業員たちも納得のいく選定をしなければ、思わぬ離職を生む結果となる場合もありますので、注意が必要です。
まず、同族内で候補に該当する者がいるかどうかを、検討します。
候補者がいる場合には、取引先や会社役員、金融機関等の理解が必要です。
前述しましたが、金融機関は社長が交替すると資金を引き揚げることがあります。